80歳での現役バリバリのスーパーモデル
カルメン・デロリフィチェ
当時のアメリカではグラマラスな体が美の象徴とされていた
太平洋戦争真っ只中。
貧しい家に生まれ食生活も乏しかったカルメンは
貧しさ故の栄養不足
毎日、同級生の心ない言葉に、いつも傷つけられていた。
そんな彼女にチャンスは、突然、訪れた。
孤独なカルメンが、学校帰りに必ず寄っていたのが、本屋。
本を手に取るとつらい現実を忘れられた。
そんなある日一冊の雑誌に、目を奪われた。
『ヴォーグ』当時は少なかった、ファッション雑誌だ。
『ヴォーグ』の編集部に自分の写真を送った。
すると、とんとん拍子に、モデルデビュー。
カルメンの人生は、180度変わった。
そして、なんと、史上最年少で、『ヴォーグ』の表紙に抜擢。
これが、コンプレックスをチャンスに変えた彼女の最初の金字塔だ。
以来、カルメンは、この考えを貫き、モデルとして、成功を収めていった。
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一見残酷に見える不運、苦しみによって
人は生まれ変わることができるのかも
知れない。
人はいつでも生まれ変わることができる。
絶望から希望をみつけ出すことは
決して不可能ではない。
希望は自分で作り出すものだ
曽野綾子
幸せの才能